ポリ袋印刷コラム

ビニール袋・ポリ袋・ナイロン袋の違い

  • :2018年02月22日

レジ袋はビニール袋?ゴミ袋はポリ袋?

お客様からレレカに寄せられるお問合せで、「ビニール袋とポリ袋」や「ナイロン袋とポリ袋」の違いについてのご質問をよくいただきます。
実は、私たちの周りで見かけるレジ袋やごみ袋は、ほとんどがポリマーの化合であるポリエチレンで作られた「ポリ袋」なのです。
 
ビニール袋・ポリ袋・ナイロン袋に関する認識は人それぞれです。
スーパーで使用されるレジ袋を「ビニール袋」、企業の資料配布用やアパレルショップの持ち帰り用の袋を「ポリ袋」と認識されている方がいらっしゃれば、レジ袋や持ち帰り用袋を合わせて「ビニール袋」、ごみ袋を「ポリ袋」と認識されている方もいます。
私もレレカに入社するまで買い物袋は「ビニール袋」、ごみ袋は「ポリ袋」という認識でした。
 
今回は、間違えられやすい「ビニール袋」「ポリ袋」「ナイロン袋」の違いについて、ご説明させていただきます。
 

  1. ビニール袋・ポリ袋・ナイロン袋の違いについて
  2. ポリ袋・ビニール袋が日本ではやり始めたのは?
  3. ポリ袋は価格変動しやすい?
  4. ポリ袋の製作はレレカにお任せください!

ビニール袋・ポリ袋・ナイロン袋の違いについて

ポリ袋のポリは「ポリマー」のポリ

ポリ袋の「ポリ」とは、ポリマー(重合体)の略で、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリプロピレンなど、さまざまな化学式を用いられた素材が存在します。
価格が安く加工しやすい素材のため、近年ではポリエチレンなどの合成樹脂が原材料として主流になってきています。

ポリエチレンとは
エチレンの重合によって得られる合成樹脂の総称です。
原料にはさまざまな種類があり、アパレルショップや企業の資料配布などでよく使用されるツルツルした手触りのLDPE(低密度ポリエチレン)や、スーパーのレジ袋によく使用されるシャカシャカした手触りのHDPE(高密度ポリエチレン)があります。
 
【主な用途】
レジ袋/お菓子の包装フィルム/衣類を販売する袋

実際の「ビニール」「ナイロン」はどんな素材?

日本で一般的にいわれる「ビニール袋」や「ナイロン袋」も、近年ではポリエチレン製のものを指すことがほとんどです。
では、実際のところ「ビニール」や「ナイロン」は、それぞれどのような素材なのでしょうか?

ビニールとは
ビニールとはエチレンを原料とした合成樹脂の総称です。
ポリ塩化ビニル(PVC)を指すことが多いです。
安価で加工しやすく、強度や耐候性に優れています。
 
【主な用途】
プールバッグ、ラップ、ビニールハウス、ビニールポーチ、サンダル
ナイロンとは
ポリアミド合成樹脂の種類で、石炭などを原料として作られる合成繊維です。
弾力性がり、摩擦に対して強く切れにくいので、衣料に使われることが多い素材。
 
【主な用途】
スキーウェア、水着、ストッキング、釣り糸、ブラシ類

いかがでしたでしょうか?
「ビニール」「ナイロン」の実際の特徴や用途を知ると、今まで「ビニール袋」「ナイロン袋」と呼んでいたものは当てはまらなかったという方もいらっしゃったのではないでしょうか?

透明と乳白の生地の違いについて

レレカには「透明と乳白の生地の違い」についてのご質問も多く寄せられています。
こちらも結論から言うと、ポリエチレンの袋に着色があるかどうかの違いになります。
乳白と透明の違い
お客様のご要望に合わせて着色した袋を生地からお作りすることもできますが、値段が高くになるため、レレカでは乳白または透明の生地をスタンダードな生地色としてお勧めしています。
 
また、乳白と透明の生地は在庫を確保しているので、レレカの規格サイズに合わせていただくとお安くご製作いただけます。

透明素材は他にもたくさんあります

透明素材は、他にもOPPやCPPなどの素材があります。
OPPやCPPは、ポリ袋以外にもDMの袋やアパレルの商品封入袋、文房具の包装に使用されることが多いです。

ポリ袋・ビニール袋が日本ではやり始めたのは?

ここからは、日本でのポリ袋の歴史を少しだけご紹介したいと思います。

ポリ袋の歴史と製造メーカー

昭和50年頃の高度経済成長期。日本では全国にスーパーマーケットが普及していました。
ポリ袋はもともと石油資源の余り物で作られていたため、紙袋よりもコストを抑えて作れるというメリットから、現在も使われているUバッグタイプのレジ袋を中心に大きく普及した歴史があります。

スーパー

水にぬれない袋ということで、当時は紙袋と大きな比較をされ、紙袋の製袋メーカーからビニールポリエチレン製造・製袋メーカーへと転身した企業もたくさんあったといわれています。

 

協会製造メーカー数はこちらのサイトに分布図が掲載されてます。
「日本ポリオレフィンフィルム工業組合 組合員・事業所の紹介」

 

こちらの分布図を見ると、比較的に関東に分布されているように思われますが、主要の製造メーカは四国と関西に集中しています。
関東と比べて、四国・関西は人件費も安く、加工賃などが安いことが理由と思われます。
 
また九州地域のポリ袋ビニール袋製造メーカは、中国との距離が近いため、輸入コストや納期で他県他地域よりもメリットがあります。
しかし、主な消費先が人口密度の高い、関東と関西に分布するため、国内からの配送を考えた場合、それだけでは利点にならない現状があります。

ポリ袋は価格変動しやすい?

ポリ袋の原料について

ポリ袋は原料に原油を使っており、ひと昔前では捨てられるような不要な原油が原料として使用されていました。その不要な原油から、ポリ袋のもととなるフィルム原料(プラスチック)が作られたのです。
しかし、プラスチック製品が普及するとともに、不要だったはずの原油が逆に不足するようになり、海外から輸入されるようになりました。
石油

ポリ袋の為替の影響について

ポリ袋の原料である原油は、ほぼ100%海外から輸入されています。
そのため、原油価格が変動すると、原材料費が高騰する恐れがあり、為替の影響を受けやすい商品だと言えます。
石油
今までは日本国内の数多くのポリ袋メーカー様の企業努力によって、価格競争の影響による価格変動はそれほど起こらず、価格が安定していました。
 
しかし、現状は国内でも少しずつ値上がりし始めています。
最近でも昨年末に原油価格が高騰し、ポリ袋のフィルム原料であるプラスチックが値上がりしたため、今後は日本国内でもポリ袋の値上がりも懸念されています。

ポリ袋の製作はレレカにお任せください

いかがでしたでしょうか?
今回はビニール袋とポリ袋とナイロン袋の違いについて解説いたしましたが、原料は同じ「ポリエチレン」でもさらに種類がわかれています。
 
レレカでは、同じポリ袋でもレジ袋の素材に多い「HDPE」、ショッパーに多い「LDPE」、ブティックなどアパレル関係の袋の素材に多い「梨地風」など、素材の違うポリ袋をご製作いただけます。
レレカでは素材の違うポリ袋をご製作いただけます
 
素材の違いで見た目や質感、使いやすさや用途なども変わってきます。もちろん価格も変わってきますので、素材に迷われているお客様は、ぜひお気軽にご相談ください。
 
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