素材の種類を検討することも大切ですが、製造方法も押さえる必要があります。
ここでは、主な製造方法を3つ紹介します。
2-1.ガゼット袋
「ガゼット袋」とは、マチが付いた袋のことを指します。
マチが付いていることにより、
より多くのものを入れられるようになります。
マチの付け方には、「横ガゼットタイプ」と「底ガゼットタイプ」の2種類があります。
種類 |
特徴 |
横ガゼットタイプ |
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底ガゼットタイプ |
- 底面にマチが入っている
- アパレル関連や小物などのショップで持ち帰り袋として使用される
- 自立する
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箱など厚みのあるものを入れたい方にもおすすめです。
2-2.サイドシール袋
「サイドシール袋」は、1枚のプラスチックフィルムを半分に折り、両端を熱で圧着する方法で作られる袋です。そのため、折り返し部分が底となります。
多くの場合、OPP(2軸延伸ポリプロピレン)やCPP(無延伸ポリプロピレン)といった、透明のプラスチックが使用されています。カタログや冊子、ダイレクトメールの包装フィルムとして用いられることが多いです。
2-3.ボトムシール袋
「ボトムシール袋」とは、筒状のフラットフィルムを指定幅で熱圧着した後に切断して作られる袋です。接着位置が袋の底となります。
生産する際の工程が他のものよりも少なく、速く作ることができるため、製造コストを抑えることができます。
米や肥料などの包装用として利用されることが多く、ポリエチレンやポリプロピレンなどといった素材で作られることが一般的です。