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初めてのオリジナルビニール袋で印刷に失敗しない方法

初めてのオリジナルビニール袋で印刷に失敗しない方法

ビニール袋に自分で印刷することは難しい

家庭用プリンターにビニール袋を入れて印刷してはダメ 家庭用のプリンターではビニール袋に印刷できません。 故障になってしまうので絶対にやめましょう。 また、最近ではTシャツなどの布製品に手軽に印刷できるシルクスクリーンキットが販売されています。 ビニール袋に印刷する場合も、シルクスクリーン印刷という手法で印刷することがありますが、家庭用のキットの場合は難しいです。 シルクスクリーンのインキは乾燥までに時間がかかりますし、ビニール袋は軽いため風でインキがヨレて印刷が汚くなってしまうこともあります。 そのため、オリジナルでビニール袋はプロに依頼しましょう。

オリジナルビニール袋を依頼するときの流れ

ここでは、初めて製作会社へオリジナルビニール袋を依頼するときの流れと、失敗しないためのポイントをお伝えします。

(1)頼む前にどんなビニール袋を作りたいかを想定する

まずは、どんなビニール袋を依頼しようとしているのかを考えましょう。 以下にポイントをまとめました。
  • 何を入れるのか
  • 袋の形
  • 袋のサイズ
  • 袋の色
  • 印刷色
  • 枚数
  • 予算
  • 納期
詳しくはやり取りのなかで決めていくので、分かる範囲で大丈夫です。 「できるだけ安くしたい」「納期を早くしたい」「かっこいいデザインにしたい」など、どこにこだわるかの優先順位を決めておくと、注文がスムーズになります。 次に、各項目を細かく説明していきます。

【袋の形】用途やシーンで決める

ビニール袋といっても、さまざまな形があります。 作りたい袋のイメージ、何を入れるか、どういうシーンで使うか、などから形を決めていきましょう。
■ビニール袋の形とよく使われる用途・シーン
袋の形 よく使われる用途・シーン
手穴袋 手穴袋
  • アパレルショップなどのショッピングバッグなど
  • イベントで配布するパンフレットや冊子
レジ袋 Uバッグ レジ袋(Uバッグ)  
  • スーパーやコンビニのショッピングバッグなど
ショルダーバッグ ショルダーバッグ
  • スポーツイベントや音楽イベント
  • スポーツ関連の商品のショッピングバッグ
ポリバッグポリバッグ
  • アパレルショップのショッピングバッグなど
  • ノベルティ
宅配袋 宅配袋
  • 通販の宅配袋
それぞれの形で、1枚当たりの料金や最低ロット(何枚から依頼できるか)が異なります。 まずは、どういった形のものがよいかを決めましょう。

袋のサイズで決める

こちらもだいたいで大丈夫です。 なかに入れるものに対して袋が小さいと使えませんし、大きすぎても安定せず持ちづらくなってしまいます。 また、ショッピングバッグの場合は、商品によって何パターンかのサイズを用意する必要があるかもしれません。 詳しいサイズ感は、サンプルを取り寄せて確認しますが、必要になりそうなサイズをイメージしておきましょう。

印刷するデザイン

印刷するデザインを考える ビニール袋に印刷するデザインはどのようなものにするかをイメージしておきましょう。 初めてならば、低予算で済むシンプルなデザインがおすすめです。 カラフルなものやグラデーション、装飾のあるデザインは、データを作るのも大変ですし、印刷の料金も高くなります。 また、色付きのビニール袋に印刷する場合は、インキの色との相性を考える必要もあります。 そのため、白色や半透明のビニールに、単色でロゴや会社名を印刷するだけなら、デザインが崩れることや相性を考える必要はありませんし、しかも低価格で作れますよ。
■デザインソフトがない場合は確認が必要
印刷するデザインは多くの場合、Adobe IllustratorかPhotoshopというデザインソフトで作成し、できあがったファイルを入稿するのが基本になります。 こういったソフトがなく、手描きのイラストやWordなどで作ったデータで入稿したい場合は、そのデータでも問題がないか、依頼先に確認しましょう。  

枚数、予算

枚数と予算は、バランスを見て決める必要があります。 ビニール袋を作る場合、オーダー数が少なければ安くてお得になるというわけではなく、大量に発注をした方が一枚あたりの金額は安くなります。 ですので、常に必要となるショッピング袋やレジ袋の場合は、最初から多めに発注をした方がお得になります。  

納期

いつまでに必要なのかというのを決めておきましょう。 チラシの印刷であれば2~3日で納品できるところもありますが、ビニール袋の場合は2~3週間は見積もっておく必要があります。 それよりも早く届くようにお願いするとなると、オプションなどになり、料金が上がる可能性もあります。 余裕を持って、1か月以上前に発注できるようにしましょう。

(2)見積り、サンプルをもらう

サンプルのビニール袋 ここまでのイメージができたら、依頼先に見積もりをお願いしましょう。 初めて依頼するのであれば、インターネットでの発注だけではなく、電話でやり取りをしてくれる会社が安心です。 複数の会社から見積もりをもらい、対応や値段を比較して決めてもよいでしょう。 その際に、納期や値段などの希望があれば伝えましょう。

サンプルに実際の商品を入れて、サイズを確認

見積もりをもらった後に発注するのではなく、サンプルを取り寄せるのがベター。 完成したビニール袋が届いてから「思っていた触り心地じゃなかった」「サイズが小さくて商品が入らなかった」というトラブルを防げるからです。 サンプルを取り寄せておけば、実物のイメージがつくので安心です。

サンプルをもらう時間がなければサイズなどを細かく確認する

  • なかに入れる商品の高さ、横幅、奥行を伝えましょう
  • 袋の横幅、持ち手までの高さ、マチの幅を確認しましょう
以上の2点を留意してください。 よくある失敗として、「持ち手の長さを考えていなかった」「マチがない袋にものを入れたことで、高さが足りなくなってしまった」というのがあります。 しっかりと確認をして、余裕のある袋を発注しましょう。

(3)ビニール袋を注文して、印刷するデザインのデータを入稿する

デザインは基本的にご自身で作成されたAdobe IllustratorかPhotoshopのデータを入稿します。 データを入稿した日を基準に納期が決まります。 なお、データに不備があった場合は依頼先より修正をお願いされることがあります。この修正が重なると納品が遅くなってしまう恐れがありますので注意しましょう。 マニュアルをよく読み、ミスがないようにしましょう。 ⇒ データ入稿方法について

まとめ

参考になりましたでしょうか? 初めてオリジナルのビニール袋を依頼するという方は、ぜひ参考にしてみてください。 なお、弊社・レレカではお客さまのご要望に合ったビニール袋をご提案をいたします。 形やサイズ、デザインのほかにもわからないことやお悩みごとがございましたら、ぜひお問い合わせくださいね。 オリジナルポリ袋WEB・レレカはこちらから