ポリ袋のガゼットって何のこと? | オリジナルポリ袋WEB

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ポリ袋のガゼットって何のこと?

ポリ袋のガゼットって何のこと?

ポリ袋の「ガゼット」とは?

皆さんは「ガゼット」という言葉を聞いたことがありますでしょうか? どこかの工場にポリ袋の製作の相談をしたときに、「後ガゼットか先ガゼットかどちらにしますか?」と聞かれたことがあるという方がいらっしゃるかもしれません。 この「ガゼット」とは、袋のマチを意味します! また、ポリ袋以外の袋でもマチのことはガゼットと呼んでいます。 さて、このガゼットをきちんと理解していないと、「仕上がりが思っていたのとちがう…」ということになりかねません! ということで、この「ガゼット」について詳しく説明していきます。 ぜひこ、ポリ袋を依頼する際に活かしていただければと思います。

まずはポリ袋の製造工程からご紹介!

まず、ポリ袋の製作工程で「ガゼット」はどのように付けられるのでしょうか? この流れがわかっていると、以後紹介していく内容がわかりやすくなるので、より理解を深めたい方はぜひご覧ください。 ポリ袋を製作する工程は以下のようになります。 それぞれについて詳しく説明します。

1.原料の仕入れ

ポリ袋が何からできているのか、皆さんはご存知ですか?
ポリエチレン樹脂
ポリエチレン樹脂
米粒みたいな原料になります。 こちらはポリエチレン樹脂の粒なんです! この粒が工程を経て、最後には袋になるなんて不思議ですよね。 ポリエチレン樹脂は国内製のものから海外製のものまでたくさんの種類がありますが、用途により使い分けられています。

2.インフレーション形成

さて、この粒がどのように袋になるのか? 「押出機」という機械を使い、風船のように膨らませ、うす〜く伸ばします! この作業を「インフレーション形成」といいます。
インフレーション形成
インフレーション形成
ポリエチレンの樹脂は熱と圧力で溶け、「ダイ」と呼ばれるところからチューブ状になって出てきます! 空気を入れて風船のように膨らませることで、薄いフィルム状になります。 ちなみに、膨らませたときの幅がそのままポリ袋の横幅です。 冷ましたあとに、平たくつぶし、トイレットペーパのように巻き取って「原反」にします。
ポリ袋の原反
ポリ袋の原反
ちなみに、ポリ袋の厚みもインフレーション形成の際に、樹脂の量と巻き取る速度によって調整します。 樹脂を少なくした場合は、もちろん薄くなります。

3.(グラビア)印刷

グラビア印刷では鉄製でロール状の「版」というものを使います。 この版にインクをつけ、回転させます。 そこに原反をどんどん巻きだしていくことで、印刷をしていきます。 ちなみにこの版は1色につき1つの版が必要になります。 つまり、3色を使ったデザインであれば、3つの版がいるということです。 版は鉄製で、作るのにコストもかかります。そのため、もしポリ袋の制作費を抑えてたいとお考えなら、色数はなるべく少なくしましょう! グラビア印刷は、凹型の穴を作り、その部分にインクを入れて印刷をします。 「凸となっているところにインクを付けて、フィルムに印刷をしているんじゃないの?」と思った方もいるかと思います。 実は凸にしてしまうと、フィルムが伸びてしまい、不良が出てしまうんです! そのため、グラビア印刷は凹型の版なのです。

4.製袋

「製袋」は印刷を終えた原反を袋の形にする作業です。 印刷が終わった段階では、まだ袋にはなっていません。筒型で底が閉じられていない状態。 そのため、底を熱で溶着して袋にします。 この熱で溶着することを「ヒートシール」といいます。 ポリエチレンは熱によって変形し、冷やすことで固まるため、その性質を活かして加工をしています。
製袋作業
ポリ袋の製袋作業
製袋は機械を使い、正確かつ高速に行われます。 切断をするだけで袋ができあがります!
以上がポリ袋の製作の工程です。

どのようにガゼットを付けるのか?

製造工程のどの段階でガゼット付きになるのでしょうか? 実はガゼットを付けるには2つのパターンがあります。
  1. インフレーション形成で付ける場合(先ガゼット)
  2. 製袋で付ける場合(後ガゼット)
の2つです。

先ガゼットと後ガゼットの加工方法と、それぞれのメリット・デメリット

それぞれの加工方法と、どんなメリットとデメリットがあるのかを具体的に紹介します!

先ガゼットについて

インフレーション形成のなかで、チューブ状に膨らんだフィルムを平らにつぶす工程があるのですが、その平らにつぶす直前に横から器具を当てます。 そうすると器具の形状に沿って、フィルムが内側に織り込まれます。
先ガゼットをつける作業
先ガゼットをつける作業
 
先ガゼットの段差部分の印刷
先ガゼットの段差部分の印刷
こちらの画像を見てみるとわかるように、マチと重なっている部分の印刷が薄くなっています。 先にマチを作るので、どうしてもフィルムに段差ができて印刷に影響を及ぼすことがあります。
先ガゼットのメリット・デメリット
メリット 先にガゼットを入れるので、製作費を抑えることができる。
デメリット 印刷の邪魔をしてしまう。

後ガゼットについて

後ガゼットの場合は、印刷を行ってからもう一度形成を行い、舟型で押し当ててガゼットを入れます。 印刷に影響はありませんが、工程が一つ増えるため費用がかかってしまいます。
後ガゼットのメリット・デメリット
メリット 印刷部分に影響しない。
デメリット 後でガゼットを入れる分、製作費がかかってしまう。

先ガゼットか後ガゼットか、どちらを選ぶ?

では、何を基準に先ガゼットと後ガゼットを選べば良いのでしょうか? 答えは「印刷の仕上がり」です。 先ガゼットは工程上、どうしても印刷に影響がでてしまいます。 「少々なら印刷に影響が出ても構わない(もしくはガゼットに印刷範囲が被らないデザイン)ので、価格を抑えたい」という方は先ガゼットでもよいのですが、「どうしても印刷をきれいに施したい」という方は後ガゼットにしましょう。

どこにガゼットを付ける?

実は、順番以外にもガゼットには重要なポイントがあるのです。 それは、袋のどこにガゼットを付けるか。 ガゼットを付ける場所は、2つあります。
  1. 横ガゼット
  2. 底ガゼット
それぞれのちがいは、横にマチを入れるのか、それとも底にマチがあるのかという点です。

横ガゼットと底ガゼットの例

それぞれがどのような袋に用いられているのかを紹介します! まずは横ガゼット袋についてですが、コンビニやスーパーの袋で目にする機会が多いのではないでしょうか? 横に折り目がついていますよね♪
横マチのレジ袋
横マチのレジ袋
次に、底ガゼットはショルダーバッグ。
底マチのショルダーバッグ
底マチのショルダーバッグ
ショルダーバッグとは、紐を肩にかけるバッグです。 学生のころ、水泳の用意を入れて学校へ持っていったことあるのではないでしょうか? 底にマチがあるので、かさ張るものであっても入れることができます。 これが横ガゼットと底ガゼットの違いです!

横ガゼットと底ガゼット、どっちを選ぶべき?

「底にマチを付けるのと横にマチを付けるのでは、何か変わるのだろうか?」と思った方いらっしゃいますよね。 どちらが適しているのかは、どんな場面で袋を使うかによって変わってきます! まず、横ガゼットは袋が全体的に大きく開くため、たくさん物を入れるのに適した形状です。 対して、底ガゼットは底が広いため、お弁当箱などを入れる袋として重宝されます。 ポリ袋を依頼する際にどちらのガゼットを選ぶべきか、ぜひ参考にしてくださいね!

レレカが製作したガゼット付きポリ袋を紹介します

ここからはレレカで製作した実績の一部を紹介していきますね。

食品関連会社さまの底ガゼットのポリ袋

まず初めは、こちら!
オリジナルサイズで製作した底ガゼット付きポリ袋
オリジナルサイズで製作した底ガゼット付きポリ袋オリジナルサイズで製作した底ガゼット付きポリ袋2
形状 手穴タイプ
サイズ 高さ330×幅340×底マチ(50+50)mm
素材 LDPE
色数 1色印刷(両面別柄)

こちらの実績の詳細はこちら

こちらのポリ袋は手穴タイプです。 街中でもよく見るタイプですね♪ ガゼットは「底ガゼット」です! 印刷は両面別柄で製作しています。

動物園からご依頼いただいた先ガゼットのポリ袋

厚めのLDPEで製作した先ガゼットのポリ袋
厚めのLDPEで製作した先ガゼットのポリ袋1厚めのLDPEで製作した先ガゼットのポリ袋2
形状 レジ袋タイプ(Uバッグ)
サイズ 高さ400×幅180×横マチ(60+60)mm
素材 LDPE
色数 2色印刷(両面別柄)
袋の形状は「Uバッグ」という、いわゆるレジ袋と同じ形をしています。 こちらは「先ガゼット」で製作しました!
先ガゼットの段差部分の印刷
先ガゼットの段差部分の印刷
こちらのポリ袋は通常のレジ袋よりも厚めの生地で製作されています。 先ガゼットでも素材や厚みによっては、印刷に影響が出ない場合もあります。 このポリ袋は影響がほとんど出ることなく、製作を進めることができました♪

イベントで野菜などを入れるための先ガゼットのポリ袋

厚めのLDPEで製作した先ガゼットのポリ袋
厚めのLDPEで製作した先ガゼットのポリ袋 厚めのLDPEで製作した先ガゼットのポリ袋の側面
形状 レジ袋タイプ(Uバッグ)
サイズ 高さ450×幅220×横マチ(65+65)mm
素材 LDPE(マット加工)
色数 3色印刷
素材はLDPEを使用しておりますが、他のLDPE素材とは異なる加工がされています。 その名もマットPE加工! 通常はツルツルしているLDPEに加工を施すことで、つや消しのマットな風合いとなり、滑らかな肌触りにもなります♪ 非常に高級感あふれる袋に仕上がっています。 そして、こちらは後ガゼットで製作しております。

ガゼット付きポリ袋についてのまとめ

今回はポリ袋のガゼットについて紹介しました! 参考になりましたか? 簡単にまとめていきますと
  • ガゼットとは「マチ付き」。
  • 「先ガゼット」と「後ガゼット」がある。
  • 先ガゼットを選ぶと印刷に影響が出る可能性がある。一方、後ガゼットは製作費用が高くなる。
  • ガゼットを付ける場所は「横ガゼット」と「底ガゼット」がある
  • 横ガゼットはレジ袋に採用されることが多く、なかにたくさんのものを入れることができる。底ガゼットは底面が広くなるため、箱などを安定して持ち運ぶことができる
といったことを説明させていただきました。 もし、ご自身の作りたいポリ袋は先か後か、横か底かで迷われた場合は、レレカスタッフまでお声がけください! ご説明させていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね♪ オリジナルポリ袋WEB・レレカはこちらから

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